金融広告を読め

さて今回の読書は、『金融広告を読め −どれが当たりで、どれがハズレか−』です。
前回の『さおだけ屋〜』のあとにすぐ読んだ本なんですが、
これは金融機関(主に銀行)が出す広告を解説してる本です。
代表的なものだけだったりしますけど、
その分、普段よく目にする広告のカラクリが見えて
凄く感銘を受けました。
僕は『さおだけ屋〜』の著者のようにケチなので(笑)、
銀行に預けるときなんかも、
少しでも得するようにとか考えちゃいます。
でも、実際は、経済や金融のことなんてまだまだ殆ど知らないので、
この本に紹介されてるような広告に引っ掛かる可能性がありました。
この本を読み終えた今でも、
完璧に引っ掛からないとは言い切れませんが、
少なくとも、金融広告を目にすれば
以前より真剣に本当に得かなど自分で考えてみます。
その広告に納得行くかは別にして、
やっぱり自分で考えてみるのが大事なんだと、
当たり前のことに今さら気付かされました。
『ナニワ金融道』の作者も言っています。
「他人が儲け話をみすみす教えてくれるわけがない」と。
だから、まずは自分で考えてみましょう。
この本は、自分で考えてみるきっかけと、
その際の判断材料の一部とを与えてくれます。