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勝間和代『会社に人生を預けるな』フォトリーディング&活性化完了。
今回も色々な気づきがありましたが、
敢えて、僕なりにこの本を短くまとめますと、
リスクとリターンを計算し、その関係を見極める。
リスクは分散させる。過度な変動幅は抑える。
そして、とれるリスクはとる。
そうやって、日々少しずつ改善を試みることで(0.2%)
リスクを取れる自由を手に入れる。
といった感じですね。
他にも気づきのキーワードをいくつかあげると、
仕事に関するリスク分散
どこでも通用する実力をつけるか、
違反しない範囲で副業をやるか、
金融収入を得るか。
終身雇用が成り立つ前提は、
業績が成長すること、
その会社で能力開発ができること、
従業員に報いる会社であること。
日本の幸福度は低く、
若者は努力しても報われないと感じていること。
そして、最後に著者は3つ提言しています。
1.源泉徴収・年末調整の見直し。
2.道州制の導入。
3.終身雇用の見直し。
この提言がなぜか気になる方、
何となく閉塞感や将来に不安を感じている方などは、
本書を読んでみることをお勧めします。
勝間和代『会社に人生を預けるな −リスク・リテラシーを磨く』(光文社新書)
光文社 2009年3月